ビートルズ 誰に影響を受けた?
こんばんは。
今回はあの60年代半ばにロック史を塗り替えたたった一つのバンド、ビートルズが誰に影響を受けてあの革新的なサウンドになったのか?という記事です。
ボブ・ディラン
初期のビートルズのお気に入りは、「風に吹かれて」などの名曲を飛ばしたボブ・ディランでした。ボブは実はほかにもエリック・クラプトンや、キース・リチャーズなどともかかわっていて、意外と人間関係がありました。
彼とビートルズメンバーの関わりの一つとして紹介されるのが、彼が最初にメンバーにマリファナを伝えた、ということです。特にポールは親からの忠告を守っていたため麻薬などに手を出しておらず、この出来事が彼の音楽への刺激にもなりました
では、音楽へのボブの影響はどうなのかというと、アルバム"Help"に収録される邦題「悲しみはぶっ飛ばせ」(↑↑)は、彼がいなければできなかった、とされています。
その他・ロックンロールのミュージシャン
ザクっと解説していきますね。
エルヴィス・プレスリー
ジョンレノンが聴き惚れ、少年時代に強く影響を受けることとなった人。因みに最初にジョンが聴いたのはこの曲↓↓
この時から、ご存じの通りジョンはロックンロール大好きになります。これが初期のビートルズのサウンドにつながるといっても間違いないでしょう。
リトル・リチャード
飛び跳ねながらピアノを弾く激しいスタイルの人ですね。とにかく白熱の(?)ステージは必見。
ジミヘンについて語るときもその「暴れ」を開放しています(関係ないけど)
チャック・ベリー
言わずとも知れた、元祖・ロックギター。当時見られなかった方法でリズムを使いこなしたこの一曲↓↓
ジョンレノンとの共演もありますよ
ラヴィ・シャンカール
ジョージ・ハリスンが彼のコンサートを見たのがきっかけで、ビートルズの音楽にインド音楽を取り入れ始めました。それがビートルズのサイケなサウンドを半分以上作ったといってもいいのではないでしょうか。
しかも楽器だけではなく、インド音楽のコード進行のテクニックも参考にしているようです。恐るべし。
フリートウッド・マック
初期はブルースロック路線だったが、中期からソフトロックを始めることになった、男女混合バンド(当時としては珍しい?)。
このバンドこそが、Abbey Roadに収録されている"Sun King"のイントロの影響元となっています。ジョージがソフトなギターを弾きたがり、そこでフリートウッド・マックを見つけたわけです。
最後に
いかがでしたか。ざっと見ると、ジョージが中心となって、中期からビートルズにほかのアーティストの影響を持ち込んできたように思えますね。バンドの音楽を多様化したという意味でも、ジョージは重要なメンバーだったのかもしれません。
では。ボブ・ディランの人生は本当に面白い。