バンドを組むとどうなる?
こんばんは。
楽器を演奏するうえで、「バンドで音楽をやる」ということについて考えたこと、ありませんか?楽器をやっていなくても、バンドに一種のあこがれを抱いたことがあるかもしれません。
今回は、軽音楽部に入っている自分の視点で、バンドを組むと何があるのか、また一人で楽器をやるのと何が違うか、ということを記事にしてみました。
じゃ、はじめますか
1.音楽の趣味が周りと合っていないと話についていけない
まずはデメリットらしきものから。
極端な例だと、「J-POP好きのほかのバンドメンバーが音楽の話をしているとき、自分は普段カントリーしか聴かない」となると話しづらいですよね。J-POPを聴いていても、サブスクの「人気アーティスト」みたいなところに載っていないミュージシャンの話が平気で飛んでくることもあったり、、、
というわけで、バンドメンバーの会話の中に出てきたミュージシャン・曲を聴いていくとバンド内での会話が物凄くスムーズに進みます。
かつ、そうすることで自分の音楽の幅も広げられるので、むしろメンバー同士の音楽の趣味の違いははメリットになるでしょう。
2.複数の楽器で合わせると何が起こるかわかる
と言われても、これはどういうことか、分からないかもしれません。
一人で演奏することを考えてみましょう。
例えばギターを一人で弾くとき、「この人みたいに弾きたい!」だとか、「こんなニュアンスを出したい!」と考え、自分の楽器の音に集中しますね。この時、ほかの楽器がどのように鳴っているか、意識することは少ないんじゃないかと。
実際にバンドで合わせてみると、①リズムが合わない、②リズムがあったとしても音がゴタゴタになる、、、といった問題が挙がります。①はリズム感を鍛えれば解決できそうですが、問題の②は、「どんなイメージでその曲を演奏したいか」が、バンドメンバー同士で違うために生じるものじゃないかと思います。特に、最初の1,2か月は全員がバラバラで曲がまとまらないことがほとんどです。
そのため、バンドメンバー同士で音を聴きあう練習が大切になってきます。これは、一人で演奏している時にはあまりできないトレーニングですよね。
これが、自分がバンドで初めて実感した最も大きなことだと思います。
3.楽器経験者、初心者がいる
これは当たり前のように聞こえますね。
楽器を始めたばかりでまだ曲が思うように演奏できない状態では、楽器経験者にいろいろ聞いてみるのが一番ですね。こうすることで、経験者側も自分がその楽器についてどのくらい知っているのかを把握することができ、お互いにメリットになります。
しかし、バンドを組む前に楽器を決めて練習したり、その楽器について事前に勉強したりしておくと、いざバンドで練習するとなった時に事がスムーズに進みます。ある程度楽器に親しんでおくことをお勧めします。
4.音楽を聴くうえで新しい発見
2.のように、楽器を一緒に合わせて一つの曲を演奏する奥深さが味わえるのがバンドでの演奏ですが、そこには先ほど述べたように難しいことがいろいろあると思います。
これらの問題を克服して、プロのバンドは素晴らしい楽曲を残しているわけです。実際にバンドを組むと、プロがライヴで曲を演奏することの凄さが見えてくるように思えます。
また、音楽を聴いているとき、ふと「この曲をバンドでやりたいなあ」と思う機会が出てきます。バンドで自分の好きな曲を演るのを想像すると、なんだか楽しくなってきませんか?
最後に
いかがでしたか。バンドを組むと確かに大変なことはありますが、その分一人で楽器を演奏するときにはないとても貴重な経験ができますよ。また、音楽好き同士で友好関係が築けるのも中々素晴らしいですね。
ではまた。本当にバンドを組んでいるプロはすごい。