ビートルズってなんで聴き飽きないの?
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
出来ることならこんな風な曲書いてみたい!っていうアーティストっていますか?
いろんな曲を聴いて、やっぱりビートルズみたいに書きたい!っていう方、いるんじゃないかと。そこで、今回はビートルズの曲について、何で聴き飽きないか考えてみたので、役に立つかどうかわかりませんが少し耳を(目を)傾けてもらえたら嬉しいです(^人^)
①シンプルに楽器上手い
一つ目はこれです。「え?ビートルズって楽器初心者が集ったんじゃないの?」と思った方、まずはこれを改めて聴いていただきたい🔉🔊
いやでも印象に残ってしまうイントロですが、このようにインパクトを出す音作りや奏法も技術のうちじゃないかと。ギターの神様、ジミヘン(このブログのレギュラー)もカバーするぐらいですよ。
もっとわかりやすいのも↓↓
ポールのベースに注目(スマホのスピーカーでも聴けるかな)。ポールはかなりグルーブ感満載のベースが弾けるってことが分かったと思います🎸
以上、サージェントペパーズの最初の2曲でした。初期の方でも、独特の幸福感あふれる感じを出していたりしますね。
②作曲上の工夫
聴き飽きないために曲事態に仕掛けが施されている場合もちらほら。
ちょっとずつ違う音混ぜていく
スタジオの方が分かりやすいかな↓↓
Na~~Na~~Na~~~Nananana~~~のとこです
少しづつ違う音を混ぜて臨場感を出していますね
Norwegian Wood ノルウェーの森
曲が進むにつれて、かぶせてあるシタール(ジョージの演奏するインド楽器)の音数を増やしていますね。村上春樹さんもなかなかいいところに目を付けたなあ。
発展させる
I Want You (She's So Heavy)
歌が終わってから、聴きなれたアルペジオが始まり、それに伴い少しずつノイズが増えていくことに気づき…「そう来たか」が詰まった曲です。長いけどフルで聴くと印象的だと思うはず。
③前期、中期、後期で作風が違う
ビートルズと一口に言っても、期間によりかなり雰囲気が変わります。一つのアーティストでたくさんの味が出るのも成功の秘訣じゃないかと。
前期…楽しげな様子。(当時はアイドル扱いされた。)
「アイドル」と書きましたが、実はかっこいいメロディー、歌い方の宝庫。Please Please Meのジョンレノンの歌い方のカッコよさと言ったら。
中期…挑戦の期間。非常にサイケ。
ビートルズのメンバーの個性が現れ始めた時だとよく言われます。サージェント・ペパーズは初のコンセプト・アルバム(お題に基づいたアルバム。フロイドの狂気とかも)。
後期…バンド内の空気が悪くなる。怖い。
ばらばら。本当に。ポールもぶっ飛んだ曲作るし、ジョンレノンはホワイトアルバムでやらかす(?)し…でもだからこそ飽きない。
最後に
いかがでしたか。Yesterday,Helter Skelter,I Want Youを聴き比べると作風が違うってことがお分かりいただけるんじゃないかと。4人ともビートルズで力尽きず解散後ソロでも成功してるのはすごい。
ではまた。サージェントペパーズはいくらでも聴ける。