ロックファンならぜひ聴いてみてほしいジャズギタリスト
こんばんは。(夜中に見ていただけることが多いみたいなので)
少なくとも「ジャズ」というジャンル名を耳にしたことは、ロックファンであってもなくてもあるでしょう。そして、「ジャズを聴いてみたいんだけどどこから聴けばいいの?」とお思いの方もいるんじゃないかと。今回はロックファンのための(勿論そうでなくても)ジャズアーティスト紹介「ギタリスト編」というテーマでやっていきます🎸
じゃ、始めますか。
Charlie Christian
ジャズギターの原点とされ、初めてジャズにギターソロを入れたギタリストです。ベニー・グッドマン(クラリネット)の楽団での活動は有名で、スウィングというスタイルで演奏したアーティストの一人です。リズミカルで、中々色気のあるソロを弾くのでロックギター好き向きかも。
まずはこの一枚!
After Hours
スウィングと同じ時期のもう一つのスタイル、ビバップ(アドリブを長めにとるスタイル)を継承した一人、ディジー・ガレスピー(トランペット)とのライブ盤。正規の録音じゃない(たぶん)ので、音質はいいとは思えませんが、時代を感じられていいかも。
お勧め曲
Swing To Bop
SWING TO BOP (1941) by Charlie Christian
As Long As I
Charlie Christian - As Long As I Live
Wes Montgomery
1960年代に活躍した、モダンジャズ(先ほどのビバップの進化系)のギタリスト。オクターブ奏法(DとhiDを同時にひく・・・など1オクターブ上の音と一緒に弾くこと)の入れ方が完璧で、アドリブの完璧さだとピカ1です。Lee Ritenourも影響を受けました。
まずはこの一枚!
という見出しになっていますが、2枚紹介させてください<(_ _)>
A Day In The Life
「このタイトル、どっかで聞いたことのある気が..」
そうです、ビートルズのあの名曲のカバーでアルバムが始まります
当時、ジャズの構成をあまりにも破壊した曲が並んでいるので高評価は得られなかったようですが、のちに受け入れられて彼の名盤の一つになったようです。これ聴くとジャズが楽しくなるかも
はい、奇跡のライブ盤です。アドリブのストーリーが進むにつれ、少しづつモンゴメリーのエネルギーが溜まってくるようにも感じられます。彼の特徴のオクターブ奏法も絶好調。
お勧め曲
Round Midnight
Blue'N' Boogie
ディジー・ガレスピーや、モダンジャズの王様マイルス・デイヴィス(トランペット)も演奏した一曲。
Lee Ritenour
これまで挙げたアーティストの中では最も聴きやすいんじゃないかと。今でも元気に活動しているフユージョン(ジャズがロックに歩み寄ったようなジャンル。エレクトリックな楽器が目立つ)のギタリストです。この人の特徴は、何といってもほかの楽器との協調性。オーケストラの中にリーリトナーを投入しても彼ならうまく演奏できるでしょう。
まずはこの一枚!
Gentle Thoughts
ダイレクトカッティング(20分間ぶっ通しで演奏したのを一発撮り。つまりミスしたらもう一度最初からやり直し)でとられたこの一枚。その緊張は想像を絶するものだろうけど、その分すっと入ってくる演奏。演奏中の雰囲気がよーーく伝わります。
レコーディングとは?もっと詳しく↓↓
お勧め曲
Night Rhythms
Rio Funk
最後に
いかがでしたか。ウェスモンゴメリーは必聴。リーリトナーから始めるのがベストじゃないかと(マーカスミラー(エレキベース)との共演は一推し)
ではまた。ウェスモンゴメリーは完コピしたい